最近見たコンテンツ1
最近見たコンテンツを思い出しを兼ねて、つらうらと感想を書こうと思う。
普通にネタバレする感じです。
呪術廻戦23巻
22巻の終わりで話がどう進むのかなと思ったらアメリカが出てきましたね。
作者が合間ページで書いていた通り、対人間、対兵器というのはこの漫画限らず、戦闘がメインの漫画で読者は考えるものかなと思います。
ハンターハンターでも旅団のウヴォーギンが小型ミサイル相手に痛いと言いながら無事だったり、最近の話でもクラピカが拳銃を持っていたり、拳銃相手に半身で念強化ならぎりぎりみたいな描写があったりしました。
芥見先生もハンターハンターには影響を受けているはずなので、その辺の描写は書いておこうと思ったのかも。話自体は次巻になるようですが、話の本筋とは関係ない?所のエキシビションは期待です。
セトウツミ
随分前に全巻買って読んだうえ、漫画自体もまあまあ前のやつ。
やっぱり漫才みたいな掛け合いが面白いですね。こういう風に喋りたいというか、芸人の真似事みたいなものはお笑いが好きな人なら妄想すると思うのですが、それを漫画で上手くやっていますね。漫画では話の間というのが構造上、難しい思うので、やっぱり表情とかコマ割りに頼らざる得ない所を、作者がかなり高度に描き切っていると思います。ただのギャグマンガではなく少し影ある伏線も話の大オチとしてはよかったと思います。みんな幸せになってほしいね。
龍と苺
将棋の漫画です。前作の小説家漫画で天才系主人公でしたが、今回も天才です。
多分絵のうまさだけなら、この作者より上手い人は沢山いますが、やっぱり漫画はストーリーや人物の魅力なんだなと思い知らされます。
話としては将棋のタイトルの中でも注目度の高い竜王戦に天才主人公がプロ相手に上り詰めていくというシンプルな感じです。
昔の羽生さんから今の藤井さんまで、将棋界の希代の天才は私たちの想像を遥かに超えて、具体的にはタイトルを独占していきます。天才の努力の果てにたどり着いてははずのプロ棋士たちがさらなる怪物に今までの努力はなんだったという様に、負けていくのが残酷ですが、本作も天才少女が天才たちを打ち破っていきます。
現実にはこんなことないだろと思うのですが、3月のライオン見た後に藤井聡太が出てきて漫画超えしたのも見たので、どこかで現実が漫画に追いつく超えていく将棋界を期待しています。